「三国志外伝ー愛と悲しみのスパイ」チェン・クンの魅力

「三国志外伝ー愛と悲しみのスパイ」
このドラマ、「愛と悲しみ」という邦題から、恋愛ドラマを想像した方も多いかもしれません。
そして視聴をはじめ、「あれ?」と感じた方もいるかもしれません。
地味な衣装でみんな髭をたくわえ、誰が誰?
そして何やら難しそう・・・。
でもなんだかかっこいい俳優さん。
陳恭役の俳優さん、チェン・クン(陳坤)。
この記事ではチェン・クンの魅力をご紹介します。

チェン・クンの色気

主演のチェン・クンは1976年生まれ、今年(2025年現在)49歳。
超ベテラン、中国ではカリスマ的な俳優さんです。

チェン・クンの魅力は、その役によって全く違う表情を見せてくれるところだと思います。
そして、49歳という年齢を感じさせないお顔、そして色気。

義兄弟である荀詡役の白宇は35歳。
なんと歳の差14歳。でもドラマの設定ではチェン・クンの方が年下。
違和感なく見れるからすごいですね。
チェン・クンは中国では「永遠の男神」とも言われています。

この「三国志外伝ー愛と悲しみのスパイ」では地味な衣装で華やかさとは無縁の姿。

しかし、地味な恰好でも隠し切れない男の魅力、色気を感じずにはいられません。
静かなセリフ、抑えた表情、そこから深く滲み出る色気と哀愁。

年齢を重ねるごとに増していく“奥行きのある色気”
ラブストーリーではないこのドラマ。
でもやはり、チェン・クンにドキドキしてしまいます。
彼の演技を見るだけでも見る価値ありのドラマだと感じてしまうほどです。

チェン・クンのプロフィールと魅力

チェン・クン。陳坤と書きます。
中国を代表する実力派俳優。また歌手として、プロデューサーとしても活躍。
ボランティア活動にも積極的だと聞きます。

彼のお顔、どことなくエキゾチックだと思いませんか?
そうです、彼は中国人の母と、インド系の父をもつハーフだという噂です。
彼の私生活はあまり語られることがありませんが、くっきしした目鼻立ち、整った骨格には確かに異国の風を感じさせる魅力。
確かにハーフなのかもしれません。

私が大好きな中国映画「小さな中国のお針子」。これは2002年の作品。
この映画の主役のチェン・クン。
端正な顔立ちにくぎづけでした。

その前後で放送されたドラマ、「雨のシンフォニー」や「さよならバンクーバー」という作品でも、かっこいい俳優さんだなーと感じました。その後も様々な映画やドラマで活躍、常に期待を裏切らないかっこよさ。

そんなチェン・クンの色気を感じた印象的な映画が「画皮ーあやかしの恋」です。2008年の作品です。

これらの作品、どこかで観る機会があったら、ぜひ観てほしい。

その後の作品もため息が出るような美しさを披露。
しかし、この「三国志外伝ー愛と悲しみのスパイ」ではこれまでの作品とは違う魅力を感じます。

役を通して語る言葉、沈黙の中に潜む憂い、そこから滲み出る魂の美しさ。
それがチェン・クンの魅力であり、特別な存在だと感じます。

そしてチェン・クンの魅力は謎多い私生活です。

チェン・クン、独身なのに息子が?

「三国志外伝ー愛と悲しみのスパイ」でスパイ役を演じるチェン・クン。
謎めいた雰囲気ありますよね。
彼は私生活も謎めいています。

チェン・クンは独身です。結婚歴はありません。
しかし、彼には一人息子がいるのです。

彼は未婚のまま父となりましたが、息子の母親については一切公表しておりません。
一時期は中国の女優:ジョウ・シュウ(周迅)とも噂されました。
ジョウ・シュウは「小さな中国のお針子」や「画皮ーあやかしの恋」で共演した女優さん。

二人は公私ともに密接な関係があり、常に噂される二人です。
しかし、これはジョウ・シュウの映画やドラマの撮影時期を考えると妊娠はあり得ないとのことで噂でしかなかったようです。
結局母親に関しては謎のまま。

チェン・クンは「父であること、俳優であること」を大切に、人生を大切に生きている姿勢を感じます。

そして、どんな時にも息子を守る姿勢が共感を呼びます。
シングルファーザーだなんて、芸能界では噂が絶えず大変ですよね。
非難の的だったりしてもおかしくありません。
でもそれすらも彼の魅力の一つとしてしまう、それがチェン・クンの魅力なのです。

「三国志外伝ー愛と悲しみのスパイ」でのチェン・クンの演技の魅力

「三国志外伝ー愛と悲しみのスパイ」。情報戦、心理戦にハラハラドキドキ。
誰もが命をかけて国の為に生きる。
その為には友人も家族も犠牲にする。
時には冷酷に・・・。

スパイ役のチェン・クンには様々な難題、そして苦境に立たされます。
しかし、その都度臨機応変に対応。
静かに感情を抑え苦境から脱出。

しかし、内情は複雑。
特に五仙道に潜入し、同じくスパイとして侵入している妻:翟悦との再会してからの彼の感情の変化。

そして愛する妻の死により、怒りや悲しみ、そして喪失感が苦しいほど伝わってきます。
それまでの感情を抑えた表情とはまた違う、抑えつつも抑えきれない感情があふれ出る演技に胸が熱くなります。

華やかな衣装で美しいチェン・クンもいいですが、こんな男臭いチェン・クンもまた素敵。
彼の新たな一面を見れたように思います。

24話と中国ドラマでは短めのストーリー。
でもこんなに濃厚なドラマは他にないのではないでしょうか?
チェン・クンをはじめとした実力派の豪華メンバーの演技をぜひ楽しんでほしいと思います。

そして、チェン・クンを知らなかった方も、ぜひこの機会に彼に注目してみてください。
「三国志外伝愛と悲しみのスパイ」で初めてチェン・クンを知った方は、他のドラマで彼の演技を見たら、その魅力にさらに好きになると思います。
そして50歳になったチェン・クン、60歳になったチェン・クンも見てみたい!
そんな気持ちになることでしょう。

日本ではあまり多くのドラマを観ることはできませんが、映画作品もいくつかあります。
昔のチェン・クンもかっこいいですよ。
ぜひ、探してみてください。

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